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知ってますか?口と健康寿命の関係

だ液検査や歯周病検査を行い、むし歯や歯周病のリスクを診断する時代です。プロフェッショナルクリーニングとセルフケアを組み合わせて、あなたの大切な歯と健康を守りませんか。

歯周病は糖尿病や心疾患に影響を及ぼすことが分かっています


人が健康に長生きするために、特に気をつけなければならない病気としてガン・心臓病・脳卒中・肺炎・糖尿病があげられます。これらの病気を5大疾患と呼んでいます。ご存知でしたでしょうか?普段から聞き慣れている歯周病も重大な病気として考えられていることを。歯周病になってしまうと、血糖値を下げる働きをするインスリンに体が抵抗して血糖値が上昇します。その結果、細菌に感染しやすくなり神経や血管に障害が現れます。

歯周病になると歯茎が炎症を起こし、歯茎から血が出やすくなります。このとき歯茎の毛細血管が傷つき血管内へ歯周病菌が侵入します。歯周病菌は血液により全身に運ばれ、動脈硬化や心筋梗塞の原因になると考えられています。

これまで通りの、定期検診とクリーニングにリスク診断を組み合わせることが重要です。
むし歯・歯周病予防のプログラムは人それぞれなのです!

むし歯リスクはだ液の検査を。歯周病リスクは骨と歯茎の検査を



むし歯になるリスクが高いか低いかを調べる方法としてだ液検査を用います。だ液の量や質、そしてむし歯菌の数を調べます。むし歯リスクが高いと診断された場合は、歯磨き方法・食事の回数・フッ素の使用などこれまでの生活習慣を見直します。

歯周病になるリスクは、歯茎の炎症の有無・レントゲン写真分析・喫煙習慣や糖尿病の有無などの情報を分析して、現在の歯周病の状態とリスク(なりやすさ)を診断します。リスクに応じて治療方法や定期検診の間隔を決定します。

右上の絵をご覧ください。水が蛇口からあふれています。この状態であふれた水掃除しても、蛇口を閉めなければいつまで経っても床は水浸しです。これは口の中でも同じことが起こっています。むし歯菌や歯周病菌の数を減らし細菌の活動を抑えない限り、リスクは下げられないのです。

歯周病リスク分析ソフト OHI-S

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1995年、ロイ・C・ページ先生を筆頭に歯周病専門医らと開発。歯周病を発症する前にリスクの高い人を見つけ出すツールとして活用されている。OHI-Sを用いることにより、現在の歯周病の病態や15年先に歯を失う可能性を知ることができる。またリスクに応じた治療方法の情報提供も行われている。

むし歯や歯周病を予防するには

むし歯も歯周病も感染症です

むし歯菌も歯周病菌も人から人へ感染します。お父様・お母様が保菌するむし歯・歯周病菌がお子様へ移ります。家族みんなでお口を清潔に保ち、感染の時期を遅らせる事が大切です。

歯磨きのやり方は同じです

むし歯菌や歯周病菌は歯と歯の隙き間に溜まりやすいため、磨き方や清掃道具に違いがありません。歯ブラシの他に、歯間ブラシや糸(フロス)を使用して、歯ブラシでは届かない歯と歯の小さな隙き間を重点的に磨きます。

むし歯の穴やつめ物の陰に菌が繁殖します

歯と歯の隙き間にむし歯菌や歯周病菌は溜まります。むし歯の穴やつめ物(差し歯)のわずかな段差に菌が溜まり繁殖します。一生懸命に歯磨きしても菌は取り除くことができません。菌の繁殖の場を与えないために、まずはむし歯にならないことが大切です。

バイオフィルム(膜)を徹底除去

むし歯菌や歯周病菌は、口の中の糖タンパクからなるバイオフィルムというネバネバした膜におおわれています。この膜は抵抗性が強く、薬効成分のある歯磨き粉やうがい薬は効果があまり期待できません。悩ましいことに歯ブラシでは十分に取り除くことができないのです。歯科医院で行われるプロフェッショナルクリーニングにより徹底的にバイオフィルムを取り除きます。バイオフィルムを破壊すると隠れていた菌は除菌されるのです。バイオフィルムは1週間ほどで再形成されますが、セルフケアをしっかり行うと3ヶ月間は細菌の活性を抑えることができます。

口臭予防になる

むし歯の穴や炎症を起こした歯茎の隙き間には菌が無数に繁殖しています。菌は口の中の汚れを分解し腐敗臭を発生させるのです。日頃からセルフケアをしっかり行い、菌の繁殖の場を与えないことが大切です。

フッ素やキシリトールでむし歯や歯周病のリスクを下げる

フッ素やキシリトールがむし歯予防に高い効果を示すことはご存知でしょうか。
生えたばかりのお子様の歯は酸に対する抵抗性が弱いので、むし歯になりやすいとされています。その理由は生えたばかりの歯は不安定な結晶構造をしているので、酸に解けやすいのです。
むし歯菌が作る酸から歯を守るには、歯の再石灰化を促す必要があります。

サラサラなだ液がもたらす効果

消化作用:
だ液に含まれるアミラーゼ酵素がでんぷんを消化する
味覚作用:
食べ物を感じ易いように味覚物質を溶かす
潤滑作用:
食べ物を濡らし、のどを通りやすくする
抗菌作用:
だ液に含まれる抗菌物質が粘膜を保護する
再石灰化作用:
酸により溶け出した歯を修復する
自浄作用:
口の中の汚れを洗い流して清潔に保つ
保護作用:
舌や口の中の粘膜を潤し、乾燥から保護する

フッ素

フッ素は

  1. フルオロアパタイトの生成
  2. 結晶性の向上
  3. 再石灰化の促進
  4. 細菌の酸産生を抑える

などの効果があります。

市販されているフッ素ジェルにはむし歯菌への効果だけではなく、歯周病菌を抑える薬効成分を含んだ物があります。

キシリトール

キシリトールは天然素材の甘味料で野菜や果物にも含まれます。
むし歯菌はショ糖を栄養としますが、キシリトールを取り込むと代謝できないため酸を作れず、むし歯菌そのものが弱ってしまうのです。キシリトール入りのガムやタブレットを1日数回に分けて取り続けると非常に効果が高くなります。

キシリトールを毎日摂取し続けるとむし歯菌は減少し、代わりにむし歯の原因になりにくい善玉菌が増えます。むし歯菌が多い、歯垢が多い、だ液の量が少ない、甘いものを取る回数が多い方にキシリトールは非常に効果的です。
キシリトールガムを5〜15分間噛む・キシリトールタブレットを噛み砕かずになめて溶かして食べるのが効果的な摂り方になります。キシリトールを摂りはじめてから2週間ほどで歯垢が減り、3ヶ月ほど続けると効果が現れます。

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