むし歯予防ー唾液検査の重要性について
血液中の成分を分析すれば、心臓や肝臓の状態や癌の有無まで
判定することが可能です。
歯科では口の中の状態やむし歯のリスクを知るために、”唾液検査”を行います。
唾液検査を行うことで次のような情報が得られます。
①むし歯菌の量 ②唾液量 ③唾液の質(緩衝能)
これらの情報に患者さまの食生活・全身疾患の有無・むし歯経験・歯磨きの状態を
組み合わせて分析を行います。
その結果、患者さまの”むし歯になる確率=むし歯リスク”を知ることができるのです。
むし歯リスクの高い方は次のような傾向にあります。
⭕️むし歯菌が多い
⭕️唾液量が少ない
⭕️1日の食事回数が多い
上記の写真はむし歯菌を検査した様子です
むし歯リスクがわかれば適切な対処が可能になります。
唾液検査をぜひ受けていただきたいと思います。
次回は”むし歯リスクを下げる方法”をご紹介します。